日本のお祭りの過去と現状

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    日本のお祭りの過去と現状

    日本三大祭の天神祭

    日本三大祭の一つ「天神祭」は、菅原道真を祀っている大阪天満宮で行われています。天神祭は地域の人びとにとっても非常に重要なイベントとして、祭の慣行も地元の人びとによって支えられています。
    この大阪天満宮で催される天神祭は、例年の六月下旬から七月二十五日までの一カ月の期間行われています。その期間内でも、もっとも盛り上がるのが七月二十四日の宵宮(よみや)、二十五日の本宮(ほんみや)です。
    この天神祭は、天神信仰がもととなっています。大阪天満宮について語り継がれているのが「一夜のうちに、七本の松が地面から生え、松の鞘は黄金色に輝いていた」というものです。これに伴って村上天皇が、菅原道真にゆかりのある地として、大阪天満宮を建立しました。当時、この辺りでは疫病が流行しており、その原因は菅原道真の怨霊だと言われていました。菅原道真の魂を鎮めるために祀ったのが天神信仰のはじまりとされています。
    大阪天満宮で行われている天神祭にはさまざまな見所があります。特に七月二十五日の本宮で行われる船渡御(ふなとぎょ)と花火です。天神祭と言えばこれらを楽しむためのイベントとして地域だけではなく、国内各地から観光客が訪れます。

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