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日本のお祭りの過去と現状
日本三大祭の祇園祭
京都市内を彩る夏の風物詩「祇園祭」は、日本三大祭の一つとして数えられています。祇園祭は、京都市伏見区の八坂神社(元・祇園社)にて行われます。例年の七月一日から始り、七月十四日から十六日にかけて行われるのが「宵山(よいやま)」で、七月十七日に神輿渡御(みこしとぎょ)が祭の見所とされています。
この祇園祭はおよそ1100年の歴史があり、祭自体の豪華絢爛さや一カ月におよぶことで多くの方に知られています。
祇園祭は「牛頭天王(ごずてんのう)」を祀るもので、牛頭天王とは天神様のことです。また、牛頭天王は日本神話に登場する「スサノオノミコト」と同じ神として信じられていました。祇園祭は、「御霊会(ごりょうえ)」と呼ばれる怨霊を鎮めるために行われるようになりました。この怨霊によって疫病が発生したと考えられていたからです。
祇園祭は国内外問わず多くの人で賑わう日本を代表するイベントとも言えます。その期間は一カ月間となっており、七月一日を皮切りに、三十一日の疫神社夏越祭まで行われます。疫神社は、八坂神社内にあり、参拝者が鳥居にかけられている芽(ち)の輪をくぐることによって疫病を祓います。
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